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■ 老 孝明

  小学校のころは、算数はもちろん勉強が大嫌いでした。
  中学に入り早稲田大学に入ろうと思い立ったころから勉強するようにな
    って早稲田実業高校に入学。 早稲田大学に合格したものの学費の都合
    で授業料の安い国立埼玉大学工学部に入学しました。

  埼玉大学は、理論さえちゃんとしていれば何とか点をくれたことと素晴
    らしい先生方と出会って特に流体力学・機械力学・・・等大好きになり
    って勉強に打ち込みました。

  大学では、それらの原理を数学で理解しようと徹底的に勉強して流体研
    究室に入り、同時にコンピュータ講義の助手・機械力学演習の助手など
    やりながら「Hartman-Sprenger Tube(H-S Tube)の波動・熱現象」の
    解明に取り組みました。(Haltman博士とSprenger博士は、チューブ内波
    動現象関連の研究でノーベル賞を受賞)
 
  その甲斐あって日本機械学会から栄誉高い畠山賞を受賞しさらに大学院
    に進んでからは本格的に数値シミュレーションを展開しました。 米国
    ロスアラモス研究所で開発された「FLIC法」を用いて東京大学の大型計
    算機で数値解析する日々が続いたものこのころです。

  大学院での研究は非線形波伝播の数値シミュレーションで、この研究に
    仏マルセイユ大学ブロッシャ−教授の唱える理論、実験と数値シュレー
    ションがほぼ一致してH-STubeの波動・熱現象が説明できました。

  この論文は仏・マルセイユ大学のブロッシャ−教授と博士課程ボボン氏
    と埼玉大学川橋助教授(現在工学部長教授)と私の連名でイタリア・
  リミニの交際学会発表しました。 
  
    EUROPEAN MECHANICS COLLOQUIUM
    WAVES IN FLUID−FILLED TUBES
    Rimini,Italy:June 18−22,1984
         "NON-LINEAR WAVE AND THERMAL PHENOMENA
                IN SINGLE-STEP H.S. TUBES"
         M.KAWAHASHI(*),Y.OI(*),
         R.BOBONE(**),AND E.BROCHER(**)
           * SAITAMA UNIVERSITY,SAITAMA,JAPAN
          ** INSTITUT DE MECANIQUE DES FLUIDES DE MARSEILLE
       ,MARSEILLE,FRANCE
        国際会議提出の論文です

 
    日本機械学会論文集 第459号B編
    「段付きHSチューブ内波動現象および熱効果」


  この後、社会に出てからは、解析の仕事を多数おこなっていました。
     熱応力解析
     振動解析
     LNG/LPG施設のリスクアナリシス
     経年変化を伴う場合のLNG/LPG施設のリスクアナリシス
     FTA/ETA
     建屋の景観シミュレーション
     熱・流体シミュレーション
    などです。

   さらにこれらの解析結果をCG(IRIS上のWave-Front)でシェーディング
  ・レイトレーシング・ラジオシティー・マッピング等を応用した可視化
  も手がました。
 
  これらの数学とコンピュータの経験をもとにオブジェクト指向、数学の
  考え方などを実際の社会現象に応用するビジネスに入りました。

  1つはシミュレーションの経験を生かした「モデル」です。 もう1つ
  は数学の経験を生かした「数学の原理原則をこどもにも理解できる」よ
  うな教え方の研究と実践です。
      
    最後に職務経歴を示す。興味ある人は参照してください。



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